懐かしの再会

先日、昔指導していた生徒が、語学留学中のカナダから一時帰国中に

再度レッスンを受けたいとのことで、約7年ぶりの再会となりました。ご本人は 留学先の友達の勧めでまたバイオリンを弾きたいとのことですが(約7年間学期すら触ったことがない)

レッスン当初 だいぶ戸惑っていたようですが、進むにつれて目を見張るような上達ぶりを見させていただきました。

思い返せば 決して大声出したり、格段厳しく指導したことは一度もありませんでしたが、

ここはどうしてもという、基礎 と その生徒の長所を最大限に伸ばすことに専念したことが、この長いブランクを 1時間のレッスンで 問題解決の第一歩になったことには 感無量です。

楽譜を読むということ

絶対音感という いかにもそれらしい言葉に 惑わされてる生徒 及び保護者の方がとても多いという事実は 非常に悲しいと思います。例えば両手でピアノの鍵盤をぐしゃっと押さえてその音名を当てる(クラスターとも言います) 。やれと言われれば私はできますが何の価値もないと断言できます。

例えばソのシャープと ラのフラットは ピアノという楽器では同じ音ですが、和声的 音階的にも 微妙にその高さは違います。

もっと大切なことは、(特に小さなお子さまは)ラララで歌うかツゥツゥツゥで歌うか、それが決定的です。